評価軸までちゃんとデザインするべき
こんばんは。ひろし@Y.C.LABです。
↓開発中のポストコレクションのイメージ。
(一緒に作ってくれる人大募集中です。クラウドファンディングに参加してください。)
昨日に続き、ポストコレクションのマーケティングについて。
最近クラウドファンディングに挑戦してから利用者が増えたのだが、何をもって増えたと言っているのかをはっきりとさせないといけない。
アプリを運営していて、利用者数の定義として考えられるのは、ダウンロード数、ログイン数、アクティブユーザー数(ポストコレクションで言えば、足跡を残した数)だろうか。
ではどの数字が大事なのかと言うと、戦略で変わってくる。
新規顧客の獲得を目的とした戦略を打っている場合の評価軸は、ダウンロード数だろう。
既存顧客の維持を目的とした戦略の場合は、ログイン数やアクティブユーザー数を把握する必要がある。
そこで、最近、利用者が増えていると騒いでいるのだが、何をもって増えたと言っていたかと言うと、最終ログイン日が今日の人が多いという何となくわかりそうでよくわからない数字だ。
実は、最近までログイン数を拾える仕組みになっていなかった。。。
つまり、目的をはっきりとさせた戦略を打っていないために、その評価軸を決めていなかったのだ。
昨日に引き続き最低のマーケティングだ。
幸い、ダウンロード数はAppleの方で拾ってくれているから、ログイン数を拾える仕組みに急遽アップデートした。
ちなみに、このアップデートでは、スマホ側のアプリはアップデートしていない。
サーバ側のソフトをアップデートすることで、ログイン数をカウントできるようにしたわけだ。
こうすると、ユーザー側にはアップデートする負担がなく、システムの裏側でマイナーチェンジをしていることになる。
アプリを作ったことのある人だとわかると思うが、アプリのアップデートにも審査が必要で、時間がかかる。
なるべくスマホにインストール済みのアプリをアップデートすることなく、システムの調整ができる仕組みを作った方がいい。
ここら辺のアプリの作り方はそのうち記事にしようと思うし、クラウドファンディングで支援していただき、打ち合わせに参加していただければ、システムの概要について教えることもできると思う。
さて、そんなこんなで、アプリのアップデートは免れたが、後になってからログイン数をカウントしているために、何が原因で、いつから増えているのかがはっきりとわからない。
やはりどの数字で評価するかは最初にデザインしておくべきで、その数字を上げるために、どんな戦略を打つのかをはっきりと決める必要がある。
で、その戦略の結果を数字で評価できなければ次に生きない。
はい、次回からは気をつけます。
しかし、昨日も紹介した
という本はすごい。
昨日と今日で1年以上ぶりに読んだのだが、前回と比べて、なるほどと思うところも違えば、ここ今めっちゃ当てはまる!ってところも違う。
これは何となく前進しているからだろうなと読み終えようとしたところ、
「おわりに」に、半年後や1年後に読み返すと、別の言葉が響くと思うと書いてあって、びっくり!!
さすが、超一流のマーケターが書いているだけあって、読者の1年以上の物語まで想定して書かれている。
恐れ入りました。
ポストコレクションを使っていただけた方は、ぜひ、感想や意見をください!