ポストコレクションをコンサルしてみる
こんばんは。ひろし@Y.C.LABです。
今日は、ポストコレクションをコンサルしてみます。
昨日も紹介したこの本。
結構前に読んでいて、いつかY.C.LABでモノを売ったりするようになったら活用しようと思っていた。
いつの間にか活用しなきゃいけない段階まできていて、なんだかんだ前進していることに気が付いた。
というかもっと早く気付いてちゃんと実践しろという話なのだが。。
さて、今日この本を読み返し初めて、改めて気づかされることがたくさんあった。
まず、お前は何がしたいんだ?
ということだ。
そりゃポストコレクションの利用者を増やして、みんなが使うアプリにしたい。
そうではなく、そうするために何がしたいのかという問いだ。
ここで戦略を持って語れなければ、利用者は増えないし、ましてやクラウドファンディングで支援してくれる人も現れない。
それでは、今日の段階でのポストコレクションを紐解いていこうと思う。
まず、競合の定義。
あまり深く考えないと、無料スマホアプリとかがすぐに浮かんでくる。
しかし、ポストコレクションを利用するタイミングを考えると、移動中や旅行先で使うことが多いと思う。
ただ、年中旅行している人もそうそういるわけではないから、やはり、普段の移動中に利用するのが一般的だと思われる。
(これは後に出てくる顧客は誰かという問題にも関係してくる)
普段の移動中に利用するアプリと考えると、その競合は、ニュースアプリであったり、TwitterやFacebookなどのSNSであったり、スマホから離れると、読書をする人もいるだろうから本も競合になってくる。
最初は無料スマホアプリが競合だと思っていたが、使われ方を考えた途端に、本までもが競合であることがわかる。
次に独自資源と強みや差別化について。
ポストコレクションとニュースアプリやSNS、本との違いは、収集欲求を刺激することだと思っていた。
ただ、先に書いてある通り、普段の移動中に利用することを考えると、すぐに郵便番号の収集に限界がきてしまい、欲求を刺激することができなくなる。つまり、普段使いがしにくいアプリであることがわかる。
そうなると、強みや差別化を生み出さなければいけない。
そこで、今回のアップデートの目玉である、コメント機能を新設しようと考えた。
郵便番号に紐づいたコメント機能を追加することで、普段の移動でもその駅ごとにコメントが変わることで、今までは収集欲求しか刺激しなかったアプリが、他の人のコメントを読んだり、自分のコメントに誰かが反応したりすることが確認でき、承認欲求にもアプローチすることができる。
こうなると、今度はSNSが競合となるが、ここで、大きな差別化ポイントとして、ポストコレクションは郵便番号と紐づいたコメントしかみることができないことが挙げられる。
現代のSNSの便利さの象徴である、時間や距離の概念をあえて再構築していることになる。
具体例をあげると、Twitterでは、地球の裏側で誰かが呟いたことでも瞬時に世界中の人が確認することができる。
しかしポストコレクションでは、その場所(郵便番号の範囲)に行かなければ、そのコメントは見ることができない。
一見、不便だが、こうすることで、情報で溢れたTwitterではなく、地域に根ざしたコメントを残すことができる。
その地域のお店の紹介にも信用度が増すはず(その場でコメントしているから)だし、その地域のことを誰よりも詳しい人が、その地域(郵便番号の範囲)のインフルエンサーになることだってできるかもしれない。
また、Y.C.LABの独自資源や差別化ポイントとしては、企業が作っているアプリではないため、ユーザーの意見を反映しやすいことが挙げられる。
ユーザーの意見をもらい、面白そうであればすぐにでもアップデートをすることができる。
密着性とスピード感は大企業にも負けないはずだ。
(大掛かりな新機能には時間がかかるけど。。)
長くなったので、今日の最後に、想定する顧客ターゲットは、普段電車で通勤、通学をしているサラリーマンやOL、学生。というと広すぎる。
最初から書いているように、普段の移動中に利用してもらうことを考えると、ターゲットが絞りにくいのだが、ここで、もっとターゲットを絞り込まなければユーザーに合わせた戦略が作れないことになる。
明日以降はターゲットは誰なのか。誰に届けたいのかをもう少し考えたいと思う。
今日、売れる会社のすごい仕組みを読み返してみると、こんな感じで、新しい考えがどんどんと浮かんでくる。
やはり本は何度か読まなければダメだし、そのタイミングで必要な情報は変わってくるんだな。と思った1日だった。
遅くなったので、続きはまた明日。
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